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坂本司さんの作品を読みました。
初めて読む坂本司さんの作品で、
読み始めてみたら普段、ほとんど読むことのない
ショートショートでした。
友達から、「軽い気持ちで読んでね」
というお薦めとも言えないようなお薦めのもと、
借りて読み始めましたが…
その通り、軽い気持ちで読んだのが
功を奏したみたいです(苦笑)。
友達…正しいッ(笑)
10分前後で読める20~30編ほどの
ショートショートが収められています。
一つ一つが独立していて、
共通のテーマみたいなものも特にないです。
ただ、多くの作品がどことなく不気味です。
ホラーというと大袈裟すぎますけど、
ちょっとした狂気を含んでいます。
背中の筋をすーっと一撫でされるような
ショート・ストーリーが大半です。
ちょっとした合間に読むのに最適です。
そして、ちょっと涼しい気持ちを
味わえると思います…
ただし、“軽い気持ち”で読んでください。
坂本司[2011]『短劇』光文社、光文社文庫。
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