忍者ブログ
ぼそっと。映画の話、本の話。
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[90]  [89]  [88]  [87]  [86]  [85]  [84]  [82]  [81]  [80]  [79
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


東野圭吾さんの作品を読みました。

この作品の特徴は、内容云々の以前に
最初から文庫として発売されたこと。

一般的な“(連載→)単行本→文庫”
という流れとは異なるもの。

「電子書籍ではなく、紙の本を廉価で
多くの読者に読んでもらいたい」

という東野さんの希望もあって、
文庫での新刊発売となったそうです。

>>msn産経ニュース

電車内などで読むことも多い
自分としては、嬉しいことです。

ただ、作家側としては収入減に
つながる可能性も高く、

また、文学賞を受賞しづらくなる…

とのこと(>>アメーバニュース)。

難しいもんだなぁと思いました。


もとい。

同作品は、スキー場を舞台とした
サスペンス小説です。

本格的なスキー・シーズンを
目前にしたスキー場に、突如、

“スキー場に爆弾をしかけた”

という旨の脅迫が犯人から届けられる。
犯人の要求はその指示に従い、
要求通りに現金を受け渡すこと。

一方、スキー場の運営責任者である、
索道部マネージョー倉田をはじめとして、
現場のスタッフ達はスキー場の安全を
図るため、必死に奮闘する。

果たして、スキー場の安全は守られるのか。


主人公がスキー場の索道部という
部署の責任者とスタッフ達、

という設定は新鮮な感じがしますが、
その内容自体は推理小説、あるいは
サスペンス小説の王道といった感じです。


東野圭吾作品らしく、しっかりと
“しかけ”も施されています。

また、同作家の特徴だと思いますが、
ストーリー展開が抜群にスムーズです。

毎度、ページを開いた瞬間から、
自然と惹き込まれてしまいました。


爽快なエンターテイメント小説に
仕上がっていると思います。


面白かった。



東野圭吾[2010]『白銀ジャック』
実業之日本社、実業之日本社文庫。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
★ スポンサーリンク
★ カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
★ 【Profile】人となり
[管理人/書いてる人]
  naohito

[Blogタイトル]
  映画の話、本の話。

[今、見てる人]


[カウンター]


[忍者サイトマスター]
★ スポンサーリンク
★ スポンサーリンク


★ バーコード
★ 【Link】
★ ブログ内検索
★ 最新CM
[10/18 かわ]
[09/13 マルコ]
★ 最新TB
★ スポンサーリンク


Copyright (c)映画の話、本の話。 All Rights Reserved.
Photo material 空色地図  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]