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立花胡桃さんによる著作の
本を読みました。
胡桃さんの半生の綴った自伝という
内容になっています。
ただし、脚色を加えているので、
ノンフィクションとは違うみたいです。
(↑後書きより)。
高校時代の苦い経験を克服するため、
キャバ嬢となった主人公の瞳。
瞳は店を転々としながらも、
次々と店舗のNO.1へと上り詰めていく…
そして、瞳は「胡桃」へと名前を変え、
ついに新宿・歌舞伎町へと進出する。
という話。
これは立志伝だと思いました。
女性が主人公の立志伝は少ないですし、
キャバ嬢が主人公というのは、
まだほとんどないと思います。
そういう意味で新しく、
また、キャバクラという舞台も
非日常的で魅力の多いところだと思います。
それに、胡桃さんの文章が小気味良く、
スリリングな展開を楽しみながら
一気呵成に読み切ってしまいました。
胡桃の生き方がどうなのか…
ということについて、受け止め方は
人によって様々だと思われますが。
自分としては、“キャバ嬢”という職業も
過酷なんだぁとそっちに興味がいきました。
とはいえ、キャバ嬢が高校生などの
憧れの職業になっているのは、
“それは、ちょっと違うでしょ”
って思いますけど(-_-;
それと、実際のキャバクラには
今のところ、あんま興味ないのですが、
(“太客”になる財力もないですし、苦笑)
自分はころっと騙されやすい客かもなぁ
なんてことを思ってみたり。
などなど。
半生を綴った本書への感想としては、
不適切かもしれませんが…
エンターテイメントとして読むには
面白い本だと思います。
立花胡桃[2010]『ユダ 〈上〉』幻冬舎、幻冬舎文庫。
立花胡桃[2010]『ユダ 〈下〉』幻冬舎、幻冬舎文庫。
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