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ぼそっと。映画の話、本の話。
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ぐっときました。

久しぶりに本を読んでいて、
泣きそうになりました。



本屋で平積みされていて、

「2009年 最高に面白い本大賞 文庫・文芸部門 BEST10 第1位」

という帯にも惹かれて、
何気なく手に取りました。

文庫後ろのあらすじを
ほんの軽く読んだくらいで。

読み始めてほどなく、
“0”が旧日本軍の
戦闘機・“零戦”のことだと
気づきました。



主人公がとある経緯から、
自分の“祖父”のことを調べ始める。
敗戦間際に戦死した祖父は、
零戦のパイロットであった。

主人公は乏しい情報から祖父の
足跡をたどろうとする。

数少ない祖父を知るものから、
「臆病者」「凄腕」などと、
まるで相反する評価を受ける祖父。

祖母が全く語らなかった
“祖父”とは一体、どんな人物だったのか…


という本です。


全体的なストーリーの進め方は、
ありがちな感じもありますが…


次第に明かされる“祖父”の
実像についての興味や、
その裏側から読み取れる祖母の気持ち。

主人公とその姉の気持ちの変遷…。

等々、色々興味を惹くことが
散りばめられていることもあって、
読み続けてしまいます。


そして、何より自分としては、
“戦争”と“勇気”という
とっても大きなことを
感じて、読んでました。


そして、胸にぐっときました。



今年の1番かも。

これはお薦めです。




百田尚樹[2009]『永遠の0』講談社、講談社文庫。


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中日ドラゴンズの現役投手、
山本昌さん著作の本。

昨年かな、買って読んだのを
再読しました。

現役プロ野球選手による著作らしく(!?)
ベースボール・マガジン社からの出版。

近年の新書ブームな時代の新書らしく、
気軽に読めるタイプの新書だと思います。


内容は投手・山本昌選手の半生が
語られています。

自称「“プロにギリギリかからない”程度」(P.14)
の投手だった山本昌さんが、どのようにして
プロ野球の世界で生き抜いてきたのか。

むしろ生き抜くどころか…

なぜ200勝を超えるほどの勝ち星をあげるほどに、
大成することができたのか。

現在の状況に至るまで、過去を振り返りながら、
野球に対する、あるいは人生に対する
山本昌選手の考え方や姿勢、取り組み方が
語られていきます。


上で“気軽に”と書きましたが、
むしろ「率直に」と形容する方が
あっているのかも知れないです。

「率直に」語られているからこそ、
山本昌さんの思いや考え方が
まっすぐに心に飛び込んでくる
気がしました。


読了後、清々しい気分になれますし、
「頑張ろッ!!」っていう気分に
させてくれる本だと思います。


再読する気になったのも、
その印象が残っていたからです。



ちなみに…

山本昌投手は、今シーズンは
この夏から1軍に合流し、
すでに3勝をあげています。

(2010.09.02.現在)


昌投手は、自分が小学生の頃から、
プロ野球選手として活躍していた
自分にとって“ヒーロー”の1人です。

少しでも長く現役で活躍を
続けて欲しいです。

応援してますッ!!



山本昌[2009]『133キロ怪速球』
ベースボール・マガジン社、
ベースボール・マガジン新書。
ちょっと怪しげというか、
かなり刺激的な(!?)タイトルの
本を読みました。

タイトル通り、“セックス”についての
様々なことについて書いてありました。

堅苦しくはないけど、けっこう真面目な
内容になっています。

噂話や猥談的な話題から、
“性”についての素朴な疑問など、
セックスにまつわる様々なことについて、
脳科学や生物学、生理学などの
科学的な考察を交えながら、
論じています。

「…らしい」「…だそうだ」
といった表現も多々あり、
アバウトなとこも多いですが、
正面から取り組もうとする姿勢に
読んでいて好感を持ちました。

なんだかんだと
“真剣に”読んじゃいましたし(笑)。

大人向け性教育的な本。


これからは正しい知識にもとづいて、
下ネタも発揮できるようになるかな(!?)

なんてことも思いました(苦笑)。


とりあえず、図とかもふんだんに
取り入れているので、電車とかで読むと
…周りの目が気になり過ぎますッ!!


そして、この本を読むことによって、
セックスがより快感になるかについては
微妙だと思います。

うんちくの多いセックスって
どうなの!?ってことで(苦笑)


まとめると。

内容はかなり充実してますよー。



別冊宝島編集部
『新装版 セックスはなぜ“快感”なのか!?』
株式会社 宝島社、宝島SUGOI文庫。

村上春樹さんの本を読みました。

なんだか長いタイトルだなぁと。
ずーーっと前のB'zの曲のタイトルみたい。

“愛のままにわがままに…”ってやつ。

内容、全然関係ないですけど。


もとい。

何本もの小説を書く傍ら、
長距離ランナーとしてフルマラソン等を
長年に渡って走り続けてきた、
村上春樹さん。

そんなに“ランナー”だったんだぁと
まずびっくりしました。

自分は全く知りませんでしたので。


作家であり、長距離ランナーでもある
村上春樹さんが走ることについて
自分が考えることを語っています。

語るといっても、
インタビューを収録したものではなく、
本人が書き下ろしたものです。

自分にとって走ることの意味を
語りながら、村上春樹さんが
自身の半生を振り返ったり、
人生観を織り交ぜたり。

著者自身も、後書きでも
触れていているけど。

自叙伝とも、エッセイ集とも
言えるようで言い難い内容です。

まさに長距離を走っている時に、
考えついたことが文章に
落ち着いた感じの一冊。


どことなく異空間を漂う感じの
村上春樹さんの魅力を堪能しました。

小説を読み終えたような読了感。


ちょっと走りたくなります。

…気分だけ(笑)



村上春樹[2010]『走ることについて語るときに僕の語ること』
文藝春秋、文春文庫。
宮部みゆきさんの小説の中でも、
最も好きな作品の一つです。

再読しました。
たぶん3回目くらい。

ただ前回、読んだのは20代の
前半~中盤くらいの頃…

憶えてないくらい前のことです。

内容も大枠を残して、
うっすらとした記憶へと
風化してました。

再読のチャンス、到来☆


久しぶりに読みましたが、
やっぱ面白かったです。

小説という仮想の世界の中で、
さらに仮想の世界へ飛び込んでいく
感覚が好きみたいです。

そして、“記憶が残る”ような
読了感も好きな理由だと思います。

ってなんか変な表現ですが、

旅をした後に残る
記憶みたいな感じです。


カッパ・ノベルズで1999年に
初版の作品です。

ちょっと前の作品ですが、
お薦めの作品です。



宮部みゆき[1999]『蒲生邸事件』光文社、カッパノベル。

…を読みました。


なかなか厳しいタイトル。

ジャンルとしては、“日本文化論”
という所に収まると思います。

正直、文化論とかのジャンル、
あまり好きじゃないです。

なんか情緒的というか、
論理的な厳密さに乏しいものが多いから。

ただ、この本は論理的な甘さは
あちらこちはにあるものの、

「面白いなぁ…」と思うところが
ところどころにありました。


もとい。

タイトルから連想されるように、
そこそこ堅い内容です。

ですが、堅い話題を相当に砕いて
論じているので、読み辛いってことは
ないと思います。

論文というレベルではなく、
講演会での話をまとめたもの

といった程の内容になってます。


そして、冒頭で著者自身が述べているように、
あちらこちらに論点が飛んでいます。

食い散らかしてる感じ。

また、厳密な議論が展開されている
わけでもないので、

反論しようと思えば、
たぶん、いくらでもできます。

ただ、それぞれの各論において、
論旨はしっかりとしていますし、
各視点に面白さを幾つか感じました。

考えるとっかかりとしては
良い本かなぁ、と思いました。


内田樹[2009]『日本辺境論』新潮社、新潮新書。

最近、話題の『告白』の文庫本を
友達が貸してくれました。

映画化されて、そっちも含めて
話題作となっているようで。


タイトルから、勝手に
恋愛ものかなぁー…

とか思って読み始めたですが。

最初のページから、
“あれ!?…告白ってこういうことか”

と。


想像とは全く違い、重い…
内容でした。

まぁでも、いい意味で裏切られた、
という感じ。


登場人物がそれぞれリレー形式で
“告白”を行っていくという文章の手法。


サスペンスとかでよくある手法だけど、
この小説で興味深いのは、

複数の証言を組み合わせていくことで、
“真犯人”が浮かび上がってくる…

というわけではなく、

事件が各登場人物の心に
及ぼした影響や心象の移り変わりが
浮かび上がってくる…

ということ。


それは“都合のよい嘘”だったり、
“狂気”だったり、“自己弁護”だったり。


けっして読み終えて、
気持ちのよい小説ではないけど。

心が揺らされる小説でした。




湊かなえ[2010]『告白』双葉社、双葉文庫。
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