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村上春樹さんの本を読みました。
なんだか長いタイトルだなぁと。
ずーーっと前のB'zの曲のタイトルみたい。
“愛のままにわがままに…”ってやつ。
内容、全然関係ないですけど。
もとい。
何本もの小説を書く傍ら、
長距離ランナーとしてフルマラソン等を
長年に渡って走り続けてきた、
村上春樹さん。
そんなに“ランナー”だったんだぁと
まずびっくりしました。
自分は全く知りませんでしたので。
作家であり、長距離ランナーでもある
村上春樹さんが走ることについて
自分が考えることを語っています。
語るといっても、
インタビューを収録したものではなく、
本人が書き下ろしたものです。
自分にとって走ることの意味を
語りながら、村上春樹さんが
自身の半生を振り返ったり、
人生観を織り交ぜたり。
著者自身も、後書きでも
触れていているけど。
自叙伝とも、エッセイ集とも
言えるようで言い難い内容です。
まさに長距離を走っている時に、
考えついたことが文章に
落ち着いた感じの一冊。
どことなく異空間を漂う感じの
村上春樹さんの魅力を堪能しました。
小説を読み終えたような読了感。
ちょっと走りたくなります。
…気分だけ(笑)
村上春樹[2010]『走ることについて語るときに僕の語ること』
文藝春秋、文春文庫。
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