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ぼそっと。映画の話、本の話。
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面白かったw&楽しかった♪

そして、ほんのりと…柔らかいだし汁の薫りのように、
心に沁み入る映画でした。


帰りにずずーっと、うどんが食べたくなりました…。


あらすじ。

「ここには夢なんかない…うどんしかない!!」
と放言し、“Big”になることを夢見て、
単身N.Y.に渡った、うどん屋の息子・香助。

しかし、現実は、それほど甘くなく…香助は、
借金を抱えて、郷里の讃岐に戻ってきた。

帰郷したものの、頑固一徹の父と反目する香助。

とりあえず、当座の生活をしのぐため、香助は、
親友・庄介の紹介で、零細の地方出版社に勤める。

その地方出版社のタウン誌で、香助と編集部員の恭子が
手がけた「うどん」のコラムは、全国中に
空前のうどんブームを引き起こす。

そして、うどんブームで、それなりの成功をおさめた香助は、
反目していた父と、正直に向かい合うことを決意するのだが…



★★★★☆(4)…(o^o^o)笑ッテ(>_<)キュン。

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書評…のようなもの。

馳星周さんの作品の最大の特徴だと思われる、
救いがたいようなドス黒い暗黒な雰囲気(ノアール)。
そんな独特な雰囲気がこの作品でも、色濃く~
そして、どんよりと暗く…漂っています。

馳星周ファン、あるいはフリークさん達には、
もはや説明不要かと思いますが…
馳星周さんの存在を世間に知らしめた『不夜城』。
その続編である『鎮魂歌 不夜城Ⅱ』。
そして、サブタイトルでも銘打っているように、その完結編が
この作品。『長恨歌 不夜城完結編』です。

これは、ちょっと前の話になってしまいますが…
自分、単行本で発売された時(ちょうど1年くらい前かな)に、
本作を即買いして読んでしまいました。

実のところ、発売される前の当初の気持ちとしては、
文庫本(それから1年経過して、そろそろ文庫化されるのかな!?)に
なってから買おうかなぁ、なんて思っていたのです。
でも、本屋でその帯を見て、誘惑に抗いきれず…買ってしまいました。

「劉健一 ― あの男がいる限り、
おれは安らかに眠ることができない。
あの男の目を、口を、耳を塞がなければならない。」

『不夜城』シリーズ好きな自分としては、
「劉健一」という名の響きには、耐え切れない誘惑があるみたいです。

そんな気持ちをわかってくれる人も少なくはないはず。


本作では、その劉健一は、「不夜城」歌舞伎町で、
かつての楊偉民がいたような地位に居座っています。

歌舞伎町の闇にどっかりと腰を下ろし、その闇を縦横無尽に操る劉健一。

その彼のもとに、かつての劉健一を思い出させるような若者が訪ねてくる。
屈折して、行き場のない感情を持て余した男が、また歌舞伎町に行き着いた。

それは、歌舞伎町に再び、不穏な空気が流れ始める始まりだった…。

まだ『不夜城』に触れたことがないという方は、
『不夜城』→『鎮魂歌』→『長恨歌』と順を追って読んだ方が
作品の世界を堪能できます。
てか、順に読まないとよくわからない…可能性大です。



馳星周[2004]『長恨歌―不夜城 完結編』角川書店

『ヒート』や『コラテラル』を監督したマイケル・マン氏の監督作品。
上記作品への好印象もあり、
とっても好きな監督さんの作品なので、期待大の作品でした。

そして、そんな自分の期待を裏切らない作品でした。
おまけに、ゆったりと観賞することができました↑↑

夏休みシーズンも終わり、混雑する時期に一息ついたこと。
加えて、また平日の夜に観にいったので、
両隣3席空きくらいのストレス・フリーな席を確保、でしたv


さて、あらすじ。
舞台は、米国フロリダ州マイアミ。
アメリカ合衆国で、最も南米よりの楽園都市である一方で、
巨大犯罪組織がしのぎを削る危険都市でもある。
そのマイアミで、ソニー・クロケットとリカルド・タブスは、潜入捜査官として、
危険と隣合わせの仕事を果たしている。
性格の異なる二人だが、仕事では抜群のコンビネーションを発揮し、
その絆は固い。

そんな二人を中心とする潜入捜査チームに対し、
FBIは、重大な合同捜査の行き詰まりを打破すべく、協力を要請する。
それは、全米の潜入捜査官の命を守るために必要な仕事だったが、
無事に帰還できる可能性の低い、危険過ぎる捜査だった…。


★★★★☆(4)~(★o★)bカッコエエ

これも今夏の話題作の一つでしたが、
先週、やっと観てきました。

封切られてから、時間が経っているせいか、
平日の夜だったからか…
大きな劇場だったのですが、
客席は、けっこう閑散としていて、
おかげで、ゆったりと観賞することができましたv


さて、あらすじ。

前作で、愛船ブラック・パール号を奪還することに成功した、
孤高の海賊=ジャック・スパロウ。
これで、心置きなく、自由気ままに海賊業を謳歌するはずだった。
しかし、彼は、13年前に“深海の悪霊”デイヒヴィ・ジョーンズと
“血の契約”を交わしていた。
それは、ブラック・パール号の船長となるのと引き換えに、
ジャックの魂を差し出すものだった。
そして、その契約期間は終了を向かえ、ジャックの魂を取り立てようとする
デイヴィ・ジョーンズの魔の手が、じわじわとジャックに迫っていた…。

一方、結婚を間近に控えたウィルとエリザベスは、
3年前にジャックに肩入れしたことを理由に逮捕され、
処刑の危機にさらされてしまう。
危機から脱するには、ジャックの持つ“コンパス”を入手する必要があった。


★★★☆☆(3)~( ̄∀ ̄;)楽シイケド…ワカンナイノダ!!



感想文のような内容になっているので、
いつもより、ちょっと長文です。






  時おり、『文藝春秋』の読者となります。
  毎回、欠かさず読むほど、熱心な読者ではありませんが、掲載内容の幾つかに興味を憶えたとき、それに加えて、時間的に、また気分的にも読んでもいいなというときにそうなります。
  改めて書くほどのこともない動機ですが、そんな二つくらいの要素が自然と合致した時に、大概、本屋で平積みにされている分厚い、その一冊を手に取り、レジに向かうわけです。

  さて、今回の『文藝春秋 九月特別号』ですが、注目した内容は、主に三つ。

  まず、「昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心」について。
  これは、7月20日の日本経済新聞朝刊にスクープされた元宮内庁長官の富田朝彦氏(故人)の日記やメモの信憑性、内容やその解釈についての半藤一利氏、秦郁彦氏と保阪正康氏による検証が対談形式で掲載されています。
  同メモの内容やその解釈に加えて、日経新聞では未掲載だった部分についても、実際に原文にあたった半藤氏らによる検証が行われています。昭和史を検証するうえで、また靖国問題を検証するうえで、貴重な歴史資料となりそうな同メモの補足資料として、この対談記事は、興味深い内容になっていると思います。一読の価値はあると思います。

  次に、「この国のために命を捨てる」について。
  次期総理大臣の最有力候補とされる安倍晋三内閣官房長官へのインタビュー形式の記事です。ミサイルを発射した北朝鮮への日本政府の対応についてを主たる内容として、靖国参拝問題についての安倍氏の見解が掲載されています。
  北朝鮮への対応については、安保理・国連外交での駆け引きなどが中心として語られています。今回の日本政府の安保理での外交の是非については置いておくとして、安倍氏によるドラマチックな感じさえする語り口、そして、政府の対応が、いかに適切で優れていたかをアピールする弁の巧みさに感心します。安倍氏が人気の高い政治家であり、次期総理大臣最有力候補とされる所以でしょう。あくまで、その是非については、置いておくとして。
  靖国問題については、他でも述べている持論を展開しているだけで、特に目新しさはないと思います。

  そして、芥川賞受賞作「八月の路上に捨てる」について。
  伊藤たかみ氏による作品です。伊藤氏の作品は、過去にも幾度か、同賞の候補作に挙がっていたそうです。今回、晴れて受賞となったわけですが、これまでの落選は、むしろ安定的な実力のある作家さんであるということの証左でしょう。おめでとうございます。
  作品は、自動販売機に缶の補給をする仕事をするアルバイトの青年と先輩社員を主人公とする話で、離婚(価値観の不一致)をテーマとして取り扱っています。
  言葉の操り方や雰囲気の漂わせ方など、完成度の高い作品だと思います。ただ、インパクトに欠ける気がするのは、僕だけでしょうか。


  以上、三つほど挙げてみましたが、その他にも、昭和の戦争についての対談集など、戦争に係る掲載記事も興味深い内容でした。また、オシム監督と川渕三郎会長の対談も面白かったです。
  おかげで、ほとんど全てに目を通してしまうことになり、読み終わるまで、時間がかかってしまいました。

  そして、この記事を書くのに、時間がかかってしまいました…orz寝なきゃ…。



文藝春秋[2006]『文藝春秋 九月特別号』文藝春秋。
先週末に観たので、封切(7月22日公開)られてから
随分、経っているのですが、
8割方の客席が埋るほど、人が入ってました。驚。

けっこう人気のある作品みたいです。

恋愛映画だから、カップルが多いのは、
ある程度、想定内だったのですが…
それ以外でも、女のお客さんが多々多々。

男子独りでぶら~りな感じのおいらは、
ちょっと場違いな感じが漂うくらいでした(・ω・;A


さて、あらすじ。

美大に通う、“美大生っぽくない美大生”竹本は、
ある日、才能豊かな画を描く“はぐ(はぐみ)”と出逢う。

「恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった」

はぐは、竹本の通う美大に入学する。

同じ時期、稀有の才能を持つ美大生ながら、
行方知らずの放浪中であった森田が大学に帰ってくる。

その森田は、はぐの才能に魅了され、
いつしか、惹かれていく。

そして、はぐ、竹本や森田と同じ美大生で、
それぞれ、お互いに仲の良い、
真山と山田あゆみの一途な思いも交錯し、
5人の思いは深まっていく…


★★★☆☆(3)~(⌒Q⌒)恋ニ恋シテェ♪

『RIZE ライズ』っす。


映画館でも観た映画なのですけど、

心にバッシッ!!と印象深い映画でした。

ので、DVDも買っちゃいましたv

サントラも欲しいかも…と思う次第です。


ちなみに、発売(8/2)後に即買いv

1ヶ月くらい前から、既に手元に…あったわけで。


ただ、時期的に忙しかったこと(;・_・Aもあって、

“~ながら”で一度、観ただけでした。

まぁ一度、観てるし…と我慢できたv


やっと一段落ついて、少し落ち着いたので、

また改めて観ることにしました。


激しいクランプ(ダンス・シーン)が強烈な印象を残す映画。

だけど、それだけでなく…それだけでも十分だけど…

ドキュメンタリー映画としての魅力もあり!!だと思いますよー。


そんな、お気に入りの作品なのです。これ。



ダンスが好きな人、流行に敏感な人、soulが熱い人…

ドキュメンタリー映画、あるいは個性的な映画が好きな人へ。

お薦め映画でっせ!!
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