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ぼそっと。映画の話、本の話。
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日本軍による真珠湾攻撃に始まるとされる
太平洋戦争~第二次世界大戦の時代を背景とした小説。

ハワイ、アメリカ西海岸に住む日系アメリカ人である3人の青年、
ジロー、ヘンリー、マットを主人公にして、物語は展開していく。

アメリカ人であるって、日本人であるって…国籍って何だろ。

人種って何だろ。肌の色?言葉?生活?心?とか。故郷ってどこなんだろ、とか。差別とか。

なんか登場人物の悩みや怒りが、過去の自分の記憶や体験と
シンクロしたこともあって、心にぐさっとくること、たびたびでした。

真保裕一さんの作品の中では、けっこう異色な部類だと思うけど…きっと代表作の一つになると思うな。




マットの明るさがまぶしい。
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日本軍による真珠湾攻撃に始まるとされる
太平洋戦争~第二次世界大戦の時代を背景とした小説。

ハワイ、アメリカ西海岸に住む日系アメリカ人である3人の青年、
ジロー、ヘンリー、マットを主人公にして、物語は展開していく。

アメリカ人であるって、日本人であるって…国籍って何だろ。

人種って何だろ。肌の色?言葉?生活?心?とか。故郷ってどこなんだろ、とか。差別とか。

なんか登場人物の悩みや怒りが、過去の自分の記憶や体験と
シンクロしたこともあって、心にぐさっとくること、たびたびでした。

真保裕一さんの作品の中では、けっこう異色な部類だと思うけど…きっと代表作の一つになると思うな。




ヘンリーの弱さが自分のことのように感じる。
日本軍による真珠湾攻撃に始まるとされる
太平洋戦争~第二次世界大戦の時代を背景とした小説。

ハワイ、アメリカ西海岸に住む日系アメリカ人である3人の青年、
ジロー、ヘンリー、マットを主人公にして、物語は展開していく。

アメリカ人であるって、日本人であるって…国籍って何だろ。

人種って何だろ。肌の色?言葉?生活?心?とか。故郷ってどこなんだろ、とか。差別とか。

なんか登場人物の悩みや怒りが、過去の自分の記憶や体験と
シンクロしたこともあって、心にぐさっとくること、たびたびでした。

真保裕一さんの作品の中では、けっこう異色な部類だと思うけど…きっと代表作の一つになると思うな。




ジローの自分を追い込んでいく姿が切ない。

日常の生活に紛れ込んできた
ほんの少しだけ非日常的な出会い。

ちょっとだけ人生に変化が訪れるできごと。

日比谷公園という地理的な一部分。
主人公の、そして、
名前もはっきりとしない女性の人生の
ほんの一部分。

そんな色んな一部分を、
上手く切り取っている
作品だなぁ、なんて思いました。

劇的なできごとなんて起きず、
これといって盛り上がるところも
特にないような気もするのに…

単調さは全く感じなかった。

読了後、爽やかで少しだけ切ない感じが
残り香のように漂いました。

読んでもらう以外に、
説明できない雰囲気です。

その辺、絶妙デス!!


とっても現代的で、
都会的な作品だと思います。

表題の『パーク・ライフ』と
運送業に勤める青年を主人公にした
『flowers』を収録。


吉田修一[2004]『パーク・ライフ』文春文庫、文藝春秋。

ほぼ、ひたすらにSMの描写。
SM系の官能小説と呼べる内容だけど…

なんか青春系の恋愛小説のような
切なさだったり、純粋さを感じてしまう。

オトナの女性に憧れるような恋をして、
精一杯、背伸びをしようとするような
淡くもどかしい健気さ。

そんな甘酸っぱいさえ漂う。
異色の恋愛小説。


ただし。内容は、
9割方が性描写なので。
あしからず。



サタミシュウ[2005]『私の奴隷になりなさい』角川文庫、角川書店。
ベストセラーなうえ、映画も公開されるというこで、
今更かも知れませんが…

読んでみたら、けっこう面白かったです。
あっという間に読んでしまいました。

下巻(文庫本)にいたっては、
ほぼ一日で読み通してしまいました。


正直、荒っぽい感じもしたのですが…
キャラクターの色が際立って、
“読ませる力”みたいなものがありました。

劇画的なストーリー展開と、劇画的な登場人物が
うまく噛み合っているのだと思います。

エンターテイメントな作品ですッ!!



雫井脩介[2007]『犯人に告ぐ (上)』双葉文庫、双葉社。
雫井脩介[2007]『犯人に告ぐ (下)』双葉文庫、双葉社。
祝っ!!カンヌ審査員特別賞(グランプリ)!!

自分、この監督さん、大好きだったので
とっても嬉しいのです。

とっても爽快な気分なのです♪

遡ること、数年前の夏。
渋谷のシネマ・ソサエティで同監督による
『沙羅双樹』を観たとき、何とも言えず…
とにかく胸がいっぱいになって以来、
自分の一押しの監督さん&作品となりました。

以来、“映画、大好きだよ”
というと定番のように聞かれる
『一番、好きな作品は?』という質問に、

「だぶん、知らないと思うけど…
河瀬直美さんって監督の『沙羅双樹』とか、
あとは…(以下、あれやこれやとなるので割愛w)」

って答えてた自分。ほぼ九分九厘、
「ぇ、何!?それは邦画…??…」
っていうようなリアクションを
されることになるわけで。

たまーに、タイトルだけでも知っている人が
いると、とっても嬉しかったり。

改めて、同作を見たくてレンタルしたくても、
DVDショップにもあんまり置いてなかったりで、
買ってしまったりして。


そんなこんなで。

“苦節、云年…
これで少しは、世間にも知ってもらえるかな…。”
なんて万感の思いもあったりする次第で。

ちょっとだけ…
“どうだ!!世間ッ!!”なんて、ちぃっちゃな
自己顕示的な心もあったりで。

自分が何したわけではないのだけど。


もとい。

そんな賞をとったとはいえ、
本格的な公開前にTVでオン・エアーってことに
ビックリしました…

てか最後まで、
半信半疑でチャンネルを合わせたのですが。

そんなこんなで、後半しか見られなかったけど…
“やっぱりこの監督さん、好きだなぁ”
って再認識しました。

どこかの映画館の銀幕で、
再び(今度は、その全編を)観ることは、確実ッ!!

その時は、また改めて。


最後に。

自分にとって、この監督さんの作品、
何が魅力なのかというと…

ドキュメンタリーを思わせるような生々しくて
瑞々しい映像が印象的で、魅力です。

スクリーンの外に広がる“空間”だったり、
その“雰囲気”や“空気の薫り”さえ
感じられる気がします。

強さ、はかなさ…輝き。


だから、映画が好きで好きで…
しかたがないって思ってしまう作品なのです。
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