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映画館で泣きそうになりました。。
正確には、ちょっとだけ涙。。(T_T)。。。
自分、男の子にはありがちな感じで、
映画館では、まず泣くことはないのですが。
てか我慢するのですが。
映画の世界に、どっぷりのめり込んでいたため、
思わずポロリ…でした。
しっかりと爽やかな感動を味わいましたv
ストーリーは…
幼い日に、家族とともに、メキシコからアメリカへ、
不法入国した少年・サンティエゴは、青年となり、
サッカーの才能を認められ、イングランドにわたる。
そして、プロ選手となり、
トップ・チームで活躍することを目指す、が…
というお話。
アメリカン・ドリームじゃなくて…
イングリシュ・ドリームとでもいうような
フットボール(=サッカー)版サクセス・ストーリー。
瑞々しい清涼感が残る作品でした。
★★★★★(5)~\(⌒o⌒)/ナイチャッタカラネ…
デイジーの花が贈られてくるときに発せられる…
“Flowers”
というかけ声が印象的だった。
幸せを感じさせる声だなぁ…と。
映画は、そのヘヨンと二人の男との
三角関係をめぐる話。
デイジーの花がヘヨンとその運命の人を結ぶ糸になっている…
というお話です。
ラブ・ストーリーです。
なんだけど、ヘヨンを愛する二人の男が
刑事と暗殺者ということもあって、
サスペンス、あるいはハードボイルドといえる
設定も組み込まれている映画です。
劇的(過ぎる!?)なストーリー展開や
瀟洒な感じのする映像など、
最近の韓国映画の王道っぽい感じのする韓国映画でした。
★★★☆☆(3)~( ̄ω ̄ゞニトオウモノハ…
とっても衝撃を受けたことを憶えています。
そして、気づけば、、約10年が経ち、、、
その衝撃を受けた記憶と
おおざっぱ(…過ぎる)内容を
憶えているくらいで。
いつか読み返そうと思ってはいたものの、
本棚に並べられたまま。
埃をかぶった状態だったのだけど、
著者のユン・チアンさんによる『マオ』という新作が発売された…
というニュースを聞き、いい機会だから、
と思い、その新作に飛びつく前に、
“記憶の中の大作”を再び読んでみました。
現代中国史をノン・フィクションで綴った作品。
改めて、衝撃を受ける作品でした。
世界的なベスト・セラーになったのも、当然と思える作品です。
これも、改めて。
但し、文章が直訳っぽくて、
しかも内容も重いので…
ちょっと読み続けるのに、苦しいところもあります。。
さてさて、肝心の内容ですが、、
著者自身と著者の母、祖母が3代に渡って、
騒乱と混乱に満ちた激動の時代を生き抜いた姿が語られています。
暦で言えば、1909年~1978年までの出来事。
時代背景としては、日本の占領下から、
国共内戦、共産党の台頭、大躍進、
そして、文化大革命が終結するまでの
時代が描かれています。
表向きには知られることのない、
混沌と混乱に満ちた中国現代史の
激烈ぶりに驚かされます。
ほんのちょっと前までの中国がこんな一面をもっていたのか、、
と、にわかには信じられないほどです。
そして、こういう歴史が表にでてこない、
あるいは、その一部分しか公にされることのない…
“今”の中国の政治社会体制のあり様についても、
改めて、考えさせられてしまう作品です。
ユン・チアン(土屋京子訳)[1998]『ワイルド・スワン (上)』講談社文庫。
ユン・チアン(土屋京子訳)[1998]『ワイルド・スワン (中)』講談社文庫。
ユン・チアン(土屋京子訳)[1998]『ワイルド・スワン (下)』講談社文庫。
好きになってしまった…
幸せな結末を期待できないことなんて、
誰よりも自分が一番よくわかっている。
だけど、好きで好きで仕方ない…
、、あ、壊れたわけじゃないっす(@ω@;A
そんな恋愛映画では、
定番的なフレーズが全く陳腐に感じない恋愛映画です。
二人の間に障害があれば、あるほど…
そして、その障害が高ければ、高いほどに…
それは、恋愛映画が盛り上がるための
一つの大きな要素だと思います。
それは、古の“ロミオとジュリエット”の時代から、
記憶に新しいとこだと、“タイタニック”にいたるまで…
貫かれている要素と思います。
加えて言えば。
実恋愛でもそういう側面もあり…
だったりだと思うけど●-。-●ジブンホレテマスカラ…。
もとい。
好きになった人は…自分と同じ男性。
そして、その彼と過ごした忘れることのできない記憶。
ん??…アレレ(・_・;???…
と思いつつも、それがこの映画ッ!!
そうなのです。
“男同士の固い友情”ならぬ、
“深い愛情”を描いた映画なのです!!
なんだホモ映画かよ…って言うことなかれ。
これがけっこうバリバリの恋愛映画だったりするのです。
…むしろ!!恋愛そのもの、という感さえあるのです。
当然過ぎる前提である、男と女の愛情が交差するだけの
そこら辺にある“フツウ”の恋愛映画よりも濃厚に、
男と男の愛情が交錯する分、さらに深みを増す
恋愛映画に仕上がっていると思うのです。
相手のことを思って、思い過ぎて…苦しい。
そんな気持ちに胸が締めつけられてしまう作品です。
★★★★▲(4.5)~(>ω<)苦シイホドノ想イ…届ケ貴方ヘ…
その出世作、『新宿鮫』シリーズの
最新刊が文庫となりまして…
早速、読んだ次第です。
ずらっと文庫を並べた写メからもわかっていだたけるように、
おいら、このシリーズ大好きなのデス(^o^)v
とってもエンターテイメントなとこが魅力。
その大きな魅力は、漢(おとこ)を感じさせる
新宿鮫こと、鮫島警部のキャラクターとその描写。
そして、一匹狼的に…時に警察官僚的組織の壁に抗いながらも、
自分の信じる正義を希求する新宿鮫の生き方に
陰に陽に共感する上司や同僚の在りようであったり、
警察組織のおどろおどろしい権力闘争であったり、
あるいは、ロック・スター昌との歯がゆく切ない…
想いの行き違いや絡まりあいが魅力を深めます。
さらに、何よりこのシリーズの多くで主要な舞台となる
歌舞伎町という街が怪しい魅力を放つのです。
もとい、本作。
その最大の印象は、原点回帰ということでしょうか。
新宿鮫が、新宿に帰ってきた感がしました。
というのも、
前作や前々作では、新宿鮫が地方に遠征(!?w)したり、
相手が相当の大物であったり、、
と。それは、それで夢中になって読んだのですが、
“鮫”が“新宿”からは、離れていった感があり、
何か足りないような。。。
あるいは、確実に面白いんだけど…
強烈な個性がなくなって一般化してしまったような、
感じを無意識のうちに感じていたみたいです。
そして、再び本作。。
改めて、鮫島警部は新宿が一番、似合うなぁ…と。
新宿を舞台にしてこそ、この小説(シリース)は輝きを増すのだなぁ、、
と、感じた次第です。
さらに、おいらを含め同シリーズのファンには、
たまらない感のある…藤野組のヤクザ・真壁の再登場!!
と、数多い魅力に富んだ一冊でした♪
大沢在昌[2006]『風化水脈 新宿鮫Ⅷ』光文社文庫。
ロシア軍前面協力によるアクション・シーン…
ということが売り(らしい)の映画。。
確かに、エンターテイメント色を打ち出したロシア映画って
初めて観た気がします。
ロシア映画っていうと…
… … …
……あれ??…あまり印象がないorz
かろうじて、ミニシアターでやってる時あるかなぁ、、
という程度です。。
なので、そういう意味では新鮮でした。
ただ、、
チェチェンやテロという宣伝文句から、
何かしらのロシアらしさ…
みたいなものを期待していたので、
自分が期待していたものとは違いました。
予算かけたのはいいけど、
なんちゃってハリウッドみたいな感じで。。
爆破シーンとか迫力はあるけど、
手に汗握って…“一体、どうなるんだぁ!!”
といった緊迫感、、、
…乏しかった(>_<)残念。。
ハリウッド的なエンターテイメントを指向することについては、
可もなく不可もなく…だけど、
チェチェン紛争やテロといった国内事情をかかえるロシアだからこそ、、
の映画に仕上げて欲しかった気がします。
だけど、そうしてしまうと、、
政府からの協力は得られなくなってしまうのかな。。
★★☆☆☆(2)…(―_―メ)ンー…モッタイナイ…
山口二郎[2005]『ブレア時代のイギリス』岩波新書。
1997年のイギリス総選挙において、
地滑り的な大勝を収め、
今日に続く労働党・ブレア政権。
その労働党・ブレア政権下における
イギリスの社会状況を、政治経済分野での動向を中心に、
端的だけど、充実した内容で
まとめた良著だと思う。
特に、政治面における記述が、興味深かったです。
選挙制度そのものについて、つまり、
小選挙区制の特徴など、改めて考えさせらるところが多々あった。
やっぱり、政治の根幹は選挙だな…なんてことを思ったりさせられました。
そして、選挙を伝えるメディアの姿勢。
これの重要性についても、改めて。
それと、印象深かったのは、ブレアに象徴される「政治の人格化」という分析ついて。
メディア時代における政治の分析として、これは実に的を得ていると思いました。
それは、一体、どういうこと!?と思った人は、是非、読んでみてください(笑)。
さて、本著は、森嶋通夫[1988]『サッチャー時代のイギリス』岩波新書、と併せて読むと、
近年のイギリスの政治経済をより一層、
興味深く読み解くことができると思われます。
著者自身も、森嶋通夫[1988]の続編たることを意識して、
本書を上梓したことを、あとがきで述べています。
但し、(あくまで、以下は完全に私見だけど…)森嶋通夫[1988]が経済政策という視点から主に論じているのに対し、
本著は政治面からの切り口が中心となっていると思われます。
両氏の研究分野の違いということを考えれば、当然といえば当然のことだけど。
【関連文献】既読&新書&直ぐ手許にあったもの…
森嶋通夫[1988]『サッチャー時代のイギリス』岩波新書
船場正富[1998]『ブレアのイギリス 福祉のニューディールと新産業主義』PHP新書。
山口二郎[1998]『イギリスの政治 日本の政治』岩波新書。
…今回はちょっと堅気な内容でした。以上(^o^)ノシ