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ぼそっと。映画の話、本の話。
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自他共に認める(!?)読書好きな自分。

「一番、好きな小説は?」
と聞かれること多々あるのですが…

真っ先に挙げるがこれです。

心が締め付けられ、熱くなる作品。
運命と立ち向かい、抗い…
そして、切り拓いていこうとする
登場人物達が抜群に魅力的です。
珠玉の輝きを放ちます。

“明日、前向きに生きよう!!”と思ったりします。

浅田次郎[1996]『蒼穹の昴』講談社


あらすじ。

清朝末期-。
地方の良家の次男坊にして、放蕩息子だった梁文秀(史了)は、
周囲の思惑に反して、科挙制度の階段を順調にかけ上がっていく。

そして、史了と同郷の出自で、
史了に弟分のように可愛がられていた李春雲(春児)。
しかし、春児は、良家のお坊ちゃまであった史了とは違い、
最下層である貧困の家の子供だった。

史了を兄のように慕う一方で、身分の違いを痛感する春児は、
ある日、韃靼の占星術師・白太太から夢のような御告げを与えられる。

やがて、互いにとって唯一の幼馴染である二人は、
それぞれに別々の立身出世の道を歩み始めるようになる。

史了は、高級官僚として。
春児は、宦官として。

ともに、大きな宿命を背負って。そして、
蒼穹に輝く昴をもとめて…それぞれの運命を切り拓いていく。
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書評…のようなもの。


友達からのお薦めの一冊でした。

映画化(現在、公開中)されていますが…
友達曰く、「小説より映画の方がいいかも。」とのこと。

“小説→映画の順で楽しんでみて。”
ということで、素直に従ってみました。

(ちなみに、映画も読了後に鑑賞しました。そっちの感想は後日。)



あらすじ。

たった一人の肉親の兄・剛志は、服役している。
罪状は、「強盗殺人」。
弟の直貴のもとには、月に一度、
その兄から手紙が届く。

兄が犯してしまった罪。
罪を犯したのは、直貴ではなく…兄。

しかし、直貴が、その後の人生で、幸せを掴もうとするたびに、
犯罪を犯した兄の存在が暗い影を落とす…。


東野圭吾[2006]『手紙』文藝春秋(文春文庫)
書評…のようなもの。

馳星周さんの作品の最大の特徴だと思われる、
救いがたいようなドス黒い暗黒な雰囲気(ノアール)。
そんな独特な雰囲気がこの作品でも、色濃く~
そして、どんよりと暗く…漂っています。

馳星周ファン、あるいはフリークさん達には、
もはや説明不要かと思いますが…
馳星周さんの存在を世間に知らしめた『不夜城』。
その続編である『鎮魂歌 不夜城Ⅱ』。
そして、サブタイトルでも銘打っているように、その完結編が
この作品。『長恨歌 不夜城完結編』です。

これは、ちょっと前の話になってしまいますが…
自分、単行本で発売された時(ちょうど1年くらい前かな)に、
本作を即買いして読んでしまいました。

実のところ、発売される前の当初の気持ちとしては、
文庫本(それから1年経過して、そろそろ文庫化されるのかな!?)に
なってから買おうかなぁ、なんて思っていたのです。
でも、本屋でその帯を見て、誘惑に抗いきれず…買ってしまいました。

「劉健一 ― あの男がいる限り、
おれは安らかに眠ることができない。
あの男の目を、口を、耳を塞がなければならない。」

『不夜城』シリーズ好きな自分としては、
「劉健一」という名の響きには、耐え切れない誘惑があるみたいです。

そんな気持ちをわかってくれる人も少なくはないはず。


本作では、その劉健一は、「不夜城」歌舞伎町で、
かつての楊偉民がいたような地位に居座っています。

歌舞伎町の闇にどっかりと腰を下ろし、その闇を縦横無尽に操る劉健一。

その彼のもとに、かつての劉健一を思い出させるような若者が訪ねてくる。
屈折して、行き場のない感情を持て余した男が、また歌舞伎町に行き着いた。

それは、歌舞伎町に再び、不穏な空気が流れ始める始まりだった…。

まだ『不夜城』に触れたことがないという方は、
『不夜城』→『鎮魂歌』→『長恨歌』と順を追って読んだ方が
作品の世界を堪能できます。
てか、順に読まないとよくわからない…可能性大です。



馳星周[2004]『長恨歌―不夜城 完結編』角川書店

押しもされぬ人気の現代作家、大沢在昌さん。
その出世作、『新宿鮫』シリーズの
最新刊が文庫となりまして…
早速、読んだ次第です。

ずらっと文庫を並べた写メからもわかっていだたけるように、
おいら、このシリーズ大好きなのデス(^o^)v

とってもエンターテイメントなとこが魅力。

その大きな魅力は、漢(おとこ)を感じさせる
新宿鮫こと、鮫島警部のキャラクターとその描写。

そして、一匹狼的に…時に警察官僚的組織の壁に抗いながらも、
自分の信じる正義を希求する新宿鮫の生き方に
陰に陽に共感する上司や同僚の在りようであったり、
警察組織のおどろおどろしい権力闘争であったり、
あるいは、ロック・スター昌との歯がゆく切ない…
想いの行き違いや絡まりあいが魅力を深めます。

さらに、何よりこのシリーズの多くで主要な舞台となる
歌舞伎町という街が怪しい魅力を放つのです。


もとい、本作。
その最大の印象は、原点回帰ということでしょうか。
新宿鮫が、新宿に帰ってきた感がしました。

というのも、
前作や前々作では、新宿鮫が地方に遠征(!?w)したり、
相手が相当の大物であったり、、
と。それは、それで夢中になって読んだのですが、
“鮫”が“新宿”からは、離れていった感があり、
何か足りないような。。。
あるいは、確実に面白いんだけど…
強烈な個性がなくなって一般化してしまったような、
感じを無意識のうちに感じていたみたいです。

そして、再び本作。。
改めて、鮫島警部は新宿が一番、似合うなぁ…と。
新宿を舞台にしてこそ、この小説(シリース)は輝きを増すのだなぁ、、
と、感じた次第です。

さらに、おいらを含め同シリーズのファンには、
たまらない感のある…藤野組のヤクザ・真壁の再登場!!
と、数多い魅力に富んだ一冊でした♪


大沢在昌[2006]『風化水脈 新宿鮫Ⅷ』光文社文庫。


映画で観るのもイイかなぁ、、
と、思ったのだけど。。

親父サマが既に買っていたので、、
身内で回し読み(._. )ふぅーむ。。。
ちなみに、、、
おいらの親父サン(国語科の教諭)
は、いたく感動ッ!!したみたいですよぉ。。

本作は、映画化された影響もあって、
各種のメディアに登場する機会も多いし、
知っている人も多いと思われるマス。。

さわり的に解説をすると、、
本作は、事故によって80分しか記憶を維持できない…
という障害を抱えてしまった、数学博士を主人公とした話。。
そして、その博士との、けっして忘れ去ることのできない思い出を、
博士宅の身の回りの世話をするために派遣された家政婦サンが、
博士との記憶を手繰りながら、紡いでいく、、という話。。。

日常的な描写でありながら、どこかしらファンタジーを感じさせる作品です。

友愛数、完全数や素数といった数学的な刺激がスパイスとなっていて、
味のある作品世界が広がるのだなぁ、と思いました。。

正直、親父サマほどの絶賛♪には、至らなかったケド…
おいら的にも、総じて、ほどよく楽しめましたv


小川洋子[2003]『博士の愛した数式』新潮文庫


昨年(2005)の話題作、
村上龍さんの『半島を出よ (上)』、
と 『半島を出よ (下)』。

感想は…
いや~、長かった(^_^;
&電車で読むには…重かった。

でも、途中から加速度up♪して読めました。。
ありがちな読書パターンですw


…感想の詳細は以下でしますが。
真っ白な状態で読んでもらってからのほうイイかも…。
まぁ、ネタばれo(>_<)oにはなってない、、

…と思いますが…

先入観ナシで…読んだ方がイイかな。
なにより、自分の感性を大切に…
、、なんて余計なお世話的なことを思います(o^o^o)

まぁ、そんなこと言い出したら、、
感想書く意味なくなっちゃうのだけれども…。。
…深く考えずに。。。




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