忍者ブログ
ぼそっと。映画の話、本の話。
<< 02  2024/03  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    04 >>
[44]  [43]  [42]  [41]  [40]  [39]  [38]  [37]  [36]  [35]  [34
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

書評…のようなもの。


友達からのお薦めの一冊でした。

映画化(現在、公開中)されていますが…
友達曰く、「小説より映画の方がいいかも。」とのこと。

“小説→映画の順で楽しんでみて。”
ということで、素直に従ってみました。

(ちなみに、映画も読了後に鑑賞しました。そっちの感想は後日。)



あらすじ。

たった一人の肉親の兄・剛志は、服役している。
罪状は、「強盗殺人」。
弟の直貴のもとには、月に一度、
その兄から手紙が届く。

兄が犯してしまった罪。
罪を犯したのは、直貴ではなく…兄。

しかし、直貴が、その後の人生で、幸せを掴もうとするたびに、
犯罪を犯した兄の存在が暗い影を落とす…。


東野圭吾[2006]『手紙』文藝春秋(文春文庫)




話の展開は、少し荒っぽい気がする。
あくまでフィクションという読感が頭の片隅に居座り続けていた。
リアリティに乏しかな、と。

だけど。
どこぞの文豪ではなけれど、『罪と罰』って何だ?
…なんてことを考えさせる小説。

犯罪者本人だけでなく、家族にまで及ぶ贖罪。
正しいとか、正しくないとか…単純には結論づけられない、
と思われる価値観を示唆している作品。

一読の価値はあると思いますよ。



こんな人にお薦め。

東野圭吾が好きな人、小説が好きな人。
電車で読める作品を探している人。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
★ スポンサーリンク
★ カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
★ 【Profile】人となり
[管理人/書いてる人]
  naohito

[Blogタイトル]
  映画の話、本の話。

[今、見てる人]


[カウンター]


[忍者サイトマスター]
★ スポンサーリンク
★ スポンサーリンク


★ バーコード
★ 【Link】
★ ブログ内検索
★ 最新CM
[10/18 かわ]
[09/13 マルコ]
★ 最新TB
★ スポンサーリンク


Copyright (c)映画の話、本の話。 All Rights Reserved.
Photo material 空色地図  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]