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ぼそっと。映画の話、本の話。
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今冬の話題作の一つを観てきました@映画館(^ω^v


(当然ッ!?…ダケド…)当日チケットを買って、、
開始10分前ぐらいに、劇場に入ると、、

公開して、随分、経つのに…週末とはいえ、、
6~7割ぐらいは席が埋まるくらい、、
人&人が入っていました。。

(へぇ~、、けっこう人気あるだぁ…)
など、、と思いつつ、、、
席を探す、おいら。。

おいらの席の隣は、左後方通路より、、
左に50~60代の壮年(老年!?)のおじ様。
右に、一人で来てるらしき…
20代くらいの女の人(ちょっとカワいかったw…要チェックや♪)。。


…もとい、オホンッ=3。。

今回、着目したのは、、
(奇跡的に今回に限って!?…)おじ様の方なのですッ!!

って、、おいら、初めて観ましたッ!!
いい歳した(いい意味でねw)、、
おじ様が、「ぐしゅん、ぐしょん」しながら、、
映画を観るのをッ!!

正直、ビックリしました。。映画館で女の人が、
人目をはばからず泣いているのは(時に、号泣、、TωT。)というのは
それほど、珍しくないと思うのですが、、
おじ様が、そのように泣くような映画は、初めての経験でした。。

もちろん、映画館で泣くのも、、
よいと思う、おいらです(^∀^;ゞ


おじさんを号泣させる映画です。。

[総合“星”評価]
★★★☆☆(3)一見の価値アリ(^ω^b






おいらは、ぼろぼろと涙する…ことはなかったです。
あ、でも、アブないシーンは、一つあった…(>_<)クッ。

友情、信頼、避けられない運命、
守るべき思い、愛する人への思い…

そんな色んな感情が、濃く絡みあう作品だから、
おじ様を泣かす仕上がりになったのかな、、、
と、思います。


おいら個人としては、
全体的な構成や演出の荒さに
今イチな思いも感じたものの…

大和の沈没するに至る戦闘のシーンは、
強く印象に残りました。

「不沈艦」と呼ばれた“大和”が、爆沈していくシーン。。

覆せないとわかっている運命。
そうなるべき…そうなるしかないのだ、と他の誰でもなく、
“大和”とその船員達自身が覚悟している運命。
だけど、必死に、その運命に抗うように、
“大和”は、轟沈していく…

たまらなく切なくなりました。。

全く陳腐に感じさせない映像が秀逸です。



そして、“大和”特攻に際しての、
若き将校による、あの有名な文句が心に残ります。

   「進歩のない者は決して勝たない。
   負けて目覚めることが最上の道だ。
   日本は進歩ということを軽んじ過ぎた。
   私的な潔癖や徳義にこだわって、
   真の進歩を忘れていた。
   敗れて目覚める。
   それ以外にどうして日本は救われるか
   今目覚めずしていつ救われるか。
   俺たちはその先導になるのだ。
   日本の新生にさきがけて散る、
   まさに本望じゃないか。」

(参考~吉田満[1994]『戦艦大和ノ最後』講談社。)



『男たちの大和 YAMATO』
監督:佐藤純彌、原作:辺見じゅん、音楽:久石譲、主題歌:長渕剛、
出演:反町隆、中村獅童、松山ケンイチ、鈴木京香、蒼井優、
       高畑淳子、長嶋一茂、仲代達矢、渡哲也、他。
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